芝居を思案中。

真っ白です。

頭の中じゃなくて、外が。
天気予報で大騒ぎをしていた程ではありませんでしたが、
一日ですっかり冬らしくなりました。
積雪…10cmくらい？
この冬初めての積雪らしい積雪です。
さすがに、これが根雪になるかなぁ…。



「そもそも芝居って何だろう」と思案中。
諸事情あって考えているうちに、ここまで戻ってしまいました。
いろいろと必要に迫られて。
感覚的な事なので…言葉にするのがとても難しい。
というか…かけ算覚えた頃にはもうやってたし（笑）
技術的なことなら割と話は簡単。
出来るか出来ないかは本人の才能と努力次第だし。
でも…そうじゃなくて、もっともっと感覚的なこと。
自分ではわかっていても…これをどうやって人に伝えればいいんだろう。
きっと、私自身も、まだはっきりと掴めていない。
ぼんやりと胸の中にあるものが、言葉に出来ない。
芝居って、決して「台本を上手に音読する」事じゃないはず。
何だろう。
何だろう。
私は何を伝えたいんだろう。
取りあえず、春には何らかの結論を出さなきゃならない。
ここが決まらないと…方法、手段が決められないー。
期限がないと宿題が出来ないタイプなので、いい機会です（笑）
ここは初心に戻って、しっかり自分を見つめ直したいと思います。
今回、少し考えただけでも、既に発見したり、思い出したりした事があったし。
本当に…人に伝える事って、自分自身に問いかける事なんだなぁ。

たぶん、こんな事を考えていると関係者に話したら、
また「真面目だ」と、一笑されるに違いない。
いいんだもーん。
これが私のスタイルなんだもーん（居直る）


同時にweb上での音声提供も考え中。
なんというか…
「その役っぽい声を出せる」事と「その役を演じられる」事は
どっちも大切だけど、全く別の問題のはず。
でももし、前者だけを求められているのであれば
…ここで私に出来ることは何もない気がしてきました。
前者だけを離して考えた事がなかったので、全く思いも寄らなかったんですが、
最近、あるキッカケで、もしかして…と思うようになりました。
でも、そう考えると、いままで違和感があった事にも納得がいく。
例えば、たまにいただく感想なんかで、
「少年声が素敵ですね」などというのが、どうもよくわからなくて。
取りあえず好んで下さっている事は有り難い事には変わりないんですが…
ちょっと困惑していました。
きっと「○○役」としては聴いていただくだけの物は創れなかったんだな、と
凹んだりした事もあったんですが、
もしかして、そもそも求められている方向が違うのか？
目から鱗。
あまり嬉しくない、目から鱗。

…というか、気づくのが遅い？

もちろん人それぞれ。そういう楽しみ方も有りだと思います。
発信した物をどんな風に楽しんで頂いても、
とにかく楽しんでさえいただけたのであれば、私としては本望。
とても嬉しい事には変わりません。
ただ、そういう意味でだけ求められるのだとしたら…
役者としてはちょっと寂しいな。

あ。わかった！
同じ話で、舞台の場合は「ルックス（見た目）」になるんだ！
いくら見た目が良くて役にぴったりでも、
所作や表現方法がその役にあわないと違和感がある。
もちろん、見た目はとてもとても大事なんですが。
逆に、立ち振る舞いや表現方法で、その役に見せられるようになりたい。
ルックスだけで配役されると、例えどんなにいい役でも、なんか悔しい。
それと同じだ。
なるほど…。



ふと。
「目から鱗が落ちる」
…そもそもまず目に鱗が入っているっていうのは、
どういうシチュエーションを想定しているんだろう。


web拍手、パチパチっとありがとうございます。
…『シャイニングガイア』が、今でも時々あるのがびっくり。
嬉しいです。

《収録状況》
●風結…第５話（収録中，1/12頃提出予定）・第６話
●Sianar-BOUL…リテイク（提出済）
●長州チビきゃら物語…本編（収録中，1/12頃提出予定）

2007/01/09 (Tue) 音声提供 Comment(0)